「未来樹2001」について

「未来樹2001」(みらいじゅ・にせんいち)は「地方に旅して林地見学や林業体験をする市民グループ」として1997年東京にて大内正伸代表で発足。その後、間伐問題を定例活動や出版等で掘り下げ、森林問題啓発のための個展・講演・紙芝居ライブ・ワークショップを展開。2000年開設の『未来樹2001と大内正伸のホームページ』は7000ファイルを含む膨大な情報量を持ち、2006年8月終了までに10万アクセスを超えた。2004年9月より「神流アトリエ」活動への移行により、未来樹2001は発展的解消となる。発足からの活動記録は以下の通り。


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▼1997年
・ツアー主催/「飛騨高山の林業と伝統工芸にふれる旅1」(岐阜県高山市・宮村)「枝打ち体験と流域管理を考えるin矢板」(栃木県矢板市)
・イベント主催/「杣人の話を聞く」(東京都青梅市)

▼1998年
・ツアー主催/「岩手の森と家を見に行く旅1」(岩手県盛岡市他)「飛騨高山の林業と伝統工芸にふれる旅2」(岐阜県高山市・宮村)「間伐体験と製材所見学in矢板」(栃木県矢板市)

▼1999年
・ツアー主催/「宮崎県三股林研グループ&飫肥林地見学交流ツアー」(宮崎県都城市・日南市他)「岩手の森と家を見に行く旅2」(岩手県盛岡市他)「飛騨高山の林業と伝統工芸にふれる旅3」(岐阜県高山市・宮村)
・出版/『むささびタマリンの森林づくり入門』(社)国土緑化推進機構「緑の募金公募事業」の助成による
・参加/「第5回 森林と市民を結ぶ全国の集い」(高知県大川村)
・パネリ スト参加(大内)/(社)岩手県林業公社主催「第3回サンデー林業」討論会

       
      
森林づくり入門のイラスト。各地の植林イベント等に無償で配布された


▼2000年
・イベント主催/岩手県造林協のボランティア視察と「奥多摩山しごとの会」他との間伐技術交流会(東京都青梅市・奥多摩町)
・研修ツアー/新潟十日町〜福井〜京都〜高山の旅。鋸谷茂氏による福井間伐林地の見学と研修
・ツアー主催/「岩手の森と家を見に行く旅3」(岩手県盛岡市・他)
・研修ツアー/岩手県住田町他
・ホームページ/「未来樹2001と大内正伸のホームページ」開設、 『新・間伐マニュアル』をコピーフリーで公開
・紙芝居公演/東京都立川市立若葉小学校、紙芝居『むささびタマリン森のおはなし』、「北海道網走郡津別町キャンプツァー」と紙芝居公演(道立「津別21世紀の森」森林学習展示館)



        


▼2001年
・イベント主催/『新しい間伐と森林づくり』講習会(NPO法人 森づくりフォーラムとの共催、群馬県鬼石町)
・定例活動/群馬県にて森林ボランティア「新しい間伐と森林づくりin鬼石」開始(毎月2回)
・技術連載/林業技術雑誌『林業新知識』(全林恊)に「鋸谷式 新・間伐マニュアル」文・イラスト:大内正伸の連載が始まる。
・出版/『森のセミナーNo.8 森をゆたかにする間伐』(共同執筆/全林恊)
・紙芝居公演/東京都あきる野市の第5回『深澤渓あきる野芸術祭』、香川県どんぐりネットワーク主催第7回『森の文化祭』

 
  
『林業新知識』誌に使用されたイラスト。「巻き枯らし間伐」を初めて明確にイメージ

▼2002年
・定例活動/「新しい間伐と森林づくりin鬼石」改題「桜山きづきの森」へ
・参加/「森林と市民を結ぶ全国の集い・広島」「森林と市民を結ぶ全国の集い・群馬」「森づくり指導員養成講座〜21世紀の新しい森づくりを考える〜」(静岡県中川根町)
・イベント参加/森づくりフォーラム主催『伊勢神宮宮域林見学ツアー』のコーディネイト。スタッフとして大内が参加
・講演と紙芝居公演/府中青年の家主催「森のワークキャンプ」
・個展/「むささびタマリンときづきの森のどんぐり展1」開催(埼玉県神泉村『ななくさの庭ギャラリー』)
・出版/『鋸谷式 新・間伐マニュアル』(監修:鋸谷茂 全林恊)

▼2003年
・ツアー主催/「鋸谷邸新築見学会&鋸谷さんの山見学会」(福井県)
・個展・講演・紙芝居ライブ・ワークショップ/池袋サンシャインシティ・文化会館「第3回生きたフクロウ・ミミズクの世界展」にて紙芝居展示とライブ、東京都西多摩郡日の出町の木工ショップ「きりんかん」内に常設コーナー設置、西多摩自然フォーラム個展『創造しい里山展』(東京青梅市『繭蔵』)参加、『プークとぼく 原画展』(埼玉県神泉村『ななくさの庭ギャラリー』)、『むささびタマリンときづきの森のどんぐり展2』(岡山県津山市『 kizow-mizuno 』&『 Kizow Collection 』/協賛:前田林業株式会社)『むささびタマリンときづきの森のどんぐり展3』(香川県高松市『納屋De手仕事 展示工房やまもと』)、ワークショップ「ビルの林から地球のお話しましょ」&講演会「私たちの未来を東京の森から提言する」(東京南新宿『プ−ク人形劇場』)、『星と花の降るところ 宇宙スケッチ ナナオサカキ展』パーティーにて紙芝居ライブ出演(東京『松明堂ギャラリー』)、「第7回 深澤渓あきる野芸術祭」に紙芝居で参加(東京五日市)
・出版/『図解 これならできる山づくり──人工林再生の新しいやり方』(鋸谷茂・大内正伸共著 農文協)

       

      
'03東京ワークショップ&講演会のチラシとプログラムパンフレット


▼2004年
・個展・講演・紙芝居ライブ・ワークショップ/『むささびタマリンときづきの森のどんぐり展4』(茨城県水戸市「ナムチェバザール」)、個展『この町で』(埼玉県神泉村『ななくさの庭ギャラリー』)、『間伐講義と間伐講習会』(高知県檮原町)、『森の講演とタマリン紙芝居ライブ』 (東京都立五日市高校)、第29回「山崎記念農業賞」受賞式記念フォーラム「国民の森林づくり:その目的と技法を問う」で大内が講演、紙芝居&歌のユニット名を「SHIZUKU」に改題し、デモCDを制作。
・研修ツアー/京都北山スギ施業地、由良川源流、京都大学「芦生演習林」視察。












※紙芝居公演データ('00年7月〜'03年8月)
'00年7月〜12月より9個所13回、観客数のべ450人
'01年14個所28回のべ730人
'02年6個所12回のべ260人
'03年1月〜8月まで9個所44回のべ470人
のべ観客数計、約2000人


※メディアによる活動紹介
新聞:『朝日新聞』『東京新聞』『しんぶん赤旗』『よみうりグッディズ』『山陽新聞』『茨城新聞』『Weekly News 西の風』『上毛新聞』/ラジオ:山陽放送、FM高松コミュニティ放送/テレビ:瀬戸内海放送、NHK『難問解決 ご近所の底力』他




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